悔しい想いをしたかった話。 | 東進ハイスクール 石神井校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2025年 12月 6日 悔しい想いをしたかった話。

12月になった途端に空気が肌を刺すように冷たくなり
厚手のコートを急いで引っ張り出しました。
東進ハイスクール石神井校 担任助手4年の丹後です。
冬が激しさを増す程に、受験本番の訪れを実感します。


本日は、1年前の私が経験した悔しい想いをしたかった話。
悔しい想いなんてしない方が良いに決まっています。
しかし1年前の私は、悔しい想いを出来無い自分に悔しがっていました。
大学3年生の12月、就活も佳境に入り、志望度の高い企業の本選考で
良い流れに乗る事が出来ていました。

内定まであと少し、と思っていた3回目の面接。
他企業の対策をしたり学業に追われたりしていた影響で手応えはイマイチで
結果は不合格となりました。
手応えは良くなくても、思い入れのある企業だったから、人並みに悔しかった。

しかし不合格を突き付けられた3時間後、別企業から面接合格の通知を貰えたので
気付けばその悔しさは薄れたりなんかして。

その足で家に帰りテレビを点けると
年末のお笑い賞レースの結果発表の日でした。
結果を踏まえて大の大人が泣いて喜んでいたり
この世の終わりかの如く悔しがっていたりする姿を目の当たりにしました。

仕事にこんなにも本気で向き合える。
自分の人生の為に全てを懸けられる。
そんな人達と自分を比べた時
「大して準備もせず中途半端に臨んだ自分に悔しがる資格があるのか」
と悔しくなりました。

「死ぬ気で考えて、死ぬ気で準備して、死ぬ気で努力すれば良いじゃない。」
「何をサボってYouTubeを見ているのだ。」

「単に高いだけのプライドなら要らない。」
当時の私の手記です。

出来れば、悔しい想いなんてしない方が良い。

悔しくならずに済む方法は2択です。
全力で挑んだ成果として、最高の結果を得る事が出来ればこれ以上の事はありません。
もしくは、何と無く緩めに楽しむ気持ちで向き合えば、悔しがる事も無い。
最初から後者であれば、心にこれ以上傷を増やす危険もありません。
しかし、自分の人生にその程度の姿勢でしか向き合えない自分に対して
とんでもなく嫌気が差した。

このブログを読んでくれている皆さんには、受験で悔しい想いをして欲しくありません。
全力で準備し、全力で臨み、考える限り最高の結果を摑み取って欲しい。
しかしそれと同じく、失敗した時には悔しい想いをして欲しい。
もし悔しくなれる様な自分でないのならば
今すぐ気持ちのギアを1つ上げましょう。
そう頑張れたことが、この先の人生で頑張るべき時に
頑張れる自分で居られる鍵になります。

最後にもう1度問います。
今、受験に落ちたら、悔しがれますか?



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