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2021年 11月 4日 受験生の体調管理

こんにちは。担任助手の井上です。
夏が終わりすぐに寒くなったと思ったら、最近は少し暖かくなるなど、
寒暖差で体調を崩しやすい時期かと思います。
受験本番まで残り少なくなってきた受験生にとって、この時期の
体調不良はかなりの痛手なので、体調管理を徹底しながら日々勉強していただければと思います。

そこで、今回は「受験生の体調管理」の話をさせていただきます。

最近は大衆的に心身の健康がブームとなり、その手法は
断食や瞑想、早寝、グルテンフリーなど様々です。

確かにこれらは現在の科学では正しいとされているものであり、
それゆえに本などでも多く紹介されています。

しかし、ここで受験生にとって大きな問題があります。

その問題とは、”実現の限界”です。

先述のように健康法については様々ありますが、皆さんはそれを実行できますでしょうか。
もちろんこれらは一般的な生活を送っていれば十分に可能なものが多いですが、
「受験生」という立場になると不可能なものも出てきます。

例えば断食では、勉強するにはある程度脳に栄養素を送らなければ勉強の効率は下がりますし、
早寝は校舎閉館時間まで残って勉強し、家でも少し勉強したら、
到底本などで紹介されるような睡眠スケジュールは確保できません。

このように、人口に膾炙した健康法は、受験生にとって優しくないものも多いのです。
どれだけ合格しそうな計画でも実現不可能であれば意味を持たないように、
どれだけ健康になれる健康法も実現できなければ意味がありません。

では、どうすれば勉強を最大限頑張りつつも健康を保てるかというと、
何事においてもを上げるというのが必要な考え方です。

勉強と同じく、生活においても質を上げることは重要ということですね。

この質を上げるという考え方ですが、逆に言えば、ある程度限界があると割り切って、
そのうえで自分にとって最適化された行動をとろう、という考え方とも言えます。

勉強に置き換えると、受験勉強に使える時間は限られており、
その限られた時間で周りよりも良い成果を出すために、質が求められる、ということです。

では、これを生活に置き換えてみましょう。
今回は、個人的に最も大事と考える睡眠にフォーカスして話していきます。

先ほど早寝には限界があると申し上げましたが、睡眠の質を
高めることは十分可能です。受験生が今の生活を崩さずにできることにも、
・家に帰ったら電子機器を控える
・夜遅くの食事は軽めにしたり、消化の良いものにする
・湯船に浸かる
・日中に20分以上の仮眠をしない
・なるべく早く寝る
など様々あります。
※理由も併せて知りたい場合は井上まで来てください

さて、皆さんはこれらの中に今やっていることはありますでしょうか。
これだけがすべてというわけではありませんので、興味がある方は
少し調べてみるだけでも面白いかと思います。

また、それ以外にも健康法はありますし、井上が実際に受験期にしていたことが
知りたい場合はぜひ聞きに来てください。

ちなみに、私が睡眠が一番大事だと考える理由としては様々ありますが、
睡眠の質が生活や勉強の質に大きく作用することが一番にあります。

このように、受験を有利に進める知識は、単純な勉強におけるものや
出願・受験形式の把握だけでなく、生活に関する知識も含みます。

理由としては単純で、皆さんは受験生である前に人間であるからです。
生活をより良いものにして、受験を健康的に乗り切りましょう。