結局、集中するために何が必要? | 東進ハイスクール 石神井校 大学受験の予備校・塾|東京都 東進ハイスクール石神井校|東京都

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2021年 11月 17日 結局、集中するために何が必要?

 

 

こんにちは。担任助手の井上です。
今回はタイトルにもある通り、集中するために必要なことについてお話させていただきます。
少し長くなってしまいますが、皆さんの役に立つ内容になると思いますので、
最後まで読んでいただけると幸いです。

それでは、最初に集中の定義について考えていきましょう。
心理学の知見に立つと、実は「集中」という単語はあまり使われません。
「集中」を理解するためには、別の言葉を理解する必要があります。

それが「注意」という言葉です。
この「注意」が一点に定まることで、所謂「集中」となります。

この「一点に定める」ということは、言い換えれば「その一点以外を無視する」ということです。
これが集中力を高めるときの重要なポイントになります。

「一点以外を無視する」ために必要なことは、「マルチタスクからの解放」です。
マルチタスクとは、言い換えればやることが多くてキャパオーバーになってしまっている状態です。
もちろん、キャパオーバーにはならずとも、たくさんのタブを開いたPCの処理速度が遅いように、
人間も注意を向ける対象が多いと処理速度やその質が下がります。

そして、その注意を向ける対象ですが、思いのほか様々なものが含まれます。
机に置いてあるスマホや履いていて違和感のある靴などです。

また、この「注意」ですが、勉強しているときなど、
自分が注意を向ける対象を作り出した時の「内発的な注意」と、
名前を呼ばれたときなど、外部からの刺激に反応する「外発的な注意」があります。
そして、この内発的な注意は、外発的な注意に上書きされやすいという特徴があります。
これがもう一つの集中力を高める際のポイントです。
つまり、集中力を高めたいときには、予め外部からの刺激がない環境を選ぶことが重要です。

一度まとめると、自分が注意を向ける対象を整理することと、
外からくる注意を減らすことを心がけてください。

 

また、一つ考えに入れていただきたい事ですが、集中とは性質上長続きしないものです。
先ほど集中するためには、ほかのものを無視する必要があると書きましたが、
それでは自然界にある危険に対応しきれないので、生物的な特徴として集中は
切れやすく設定されているのです。

では、何が大事かというと、その集中を意識的に入れることができるようになることです。

そして、そのうえで有効なのが「ルーティン」です。
ルーティンによって、体に集中するタイミングを覚えこませることができます。

まとめると、
・内発的な注意の対象を減らす
・外発的な注意の少ない環境を選ぶ
・意識的に集中を入れるシステムを作る

これらのことが、集中をコントロールするうえで有効となります。
是非皆さんも一度試して、良ければ取り入れてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の内容が皆さんの一助に寝れば幸いです。