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2025年 6月 10日 リライトして最高のエンディングを
昨日実施された全国統一高校生テストを踏まえ
石神井校の生徒は自己採点を行ってくれています。
夏休み前最後の共通テスト形式の模試という事もあり
皆緊張感を持って臨んでくれていた様子が伝わります。
そして、結果を踏まえた様々な感情を携えて
今日も生徒は登校してくれています。
今まで燻っていた科目で大幅に点を伸ばす事が出来た生徒や
初めて合計点で大台に乗る事が出来た生徒は
その喜びを担任助手に共有し自慢してくれます。
その一方で、思うように点が伸びなかったり
大幅に下がってしまったりした生徒も居ます。
「どうして下がってしまったのか。」「悔しい以上に、情けない。」など
複雑な想いを担任助手に伝えてくれる生徒も多いです。
受験生活の中で如何に努力を積み重ねたとしても
その努力の評価は結果に一存しています。
それ位結果と向き合う事が重要である受験という舞台だからこそ
模試の結果は真摯に受け留めるべきである。
此処に於いて妥協は許されません。
1つ言える事があるとするならば
真剣に向き合っていなければ悔しい想いをする事もありません。
“模試の結果”と言うと、目前に現れた点数にのみ意識が行き勝ちです。
しかし、模試の感触や結果から発露した感情も
模試から得られる大きな結果であります。
何故悔しいのか? 何故情けないのか? 何故嬉しいのか?
如何なる感情にも必ず背景が存在します。
その科目や模試に懸けた想い、時間、努力量、行動…それらが集まって
点数と感情という”結果”が生じます。
感情に過度に引っ張られたり
それ故に自暴自棄になったりする事は望ましくありません。
ただし、その感情が生まれた背景に目を向ける事で
勉強との向き合い方や力の入れ方に改善点を見出せるかも知れません。
受験は自分が主人公のドラマです。
1人の人間が望む巨大な挑戦であるからこそ
感情の揺らぎは付き物です。そして、ピンチを迎えない主人公は居ません。
ピンチをものにせず成長しない主人公もまた居ません。
今皆さんの目に映るエンディングはハッピーエンドでしょうか。
それともバッドエンドでしょうか。
今見えているエンディングは全て予想でしか無く、トゥルーエンドではありません。
予想でしかないエンディングはリライト出来ます。
ドラマの最後に最高のエンディングを創る事が出来るよう
感情と徹底的に向き合い、成長の糧にしましょう。